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2018年 06月 29日

6/29(金) オムライス弁当

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・オムライス(パセリ)
・ポタージュ

**
お客様や友人からたくさんのもぎたてピーマンやとれたて卵を頂いた。
ピーマンたっぷりオムライス。

*
*
ところで、
佐藤泰志の「移動動物園」を読んだ。
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『海炭市叙景』で奇跡的な復活を果たした悲運の作家、佐藤泰志のデビュー作を文庫化。山羊、栗鼠、兎、アヒル、モルモット…。バスに動物たちを乗せ、幼稚園を巡回する「移動動物園」。スタッフは三十五歳の園長、二十歳の達夫、達夫の三つ上の道子。「恋ヶ窪」の暑い夏の中で、達夫は動物たちに囲まれて働き、渇き、欲望する。青春の熱さと虚無感をみずみずしく描く表題作。他に、マンション管理人の青年と、そこに住むエジプト人家族の交流を描く「空の青み」、機械梱包工場に働く青年の労働と恋愛を活写した「水晶の腕」を収録。作者が最も得意とした「青春労働小説」集。

ーーーーーーーーーーーーAmazonよりーーーーーーーーーーー

山羊のポゥリイではじまりポゥリイで終わる構成がまず好きだ。
ひとつひとつの言葉が丁寧で詩のようにリズムもいい、文章から情景が手に取るようにわかる。

動物をあつかう小さな施設。働くスタッフはアヒルや山羊たちの世話、皮膚病の栗鼠に毎日薬を塗り、インコに言葉を教える。
兎の出産を必死に支え愛おしく接している。
動物たちをバスで運び全国の辺境に住んでいる子供達にも動物と触れあわせたいという夢を持つ園長。
役に立たなくなった兎やモルモットをコンクリートに叩きつけて殺す。
殺す道子のお腹には赤ん坊がいる。
動物を叩き殺した達夫は血の匂いのする手でポゥリイを撫でる。

他、収録の「空の清み」「水晶の腕」も大変面白い。







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by oisiibento | 2018-06-29 09:20 | あっため弁 | Comments(0)
2018年 06月 21日

6/21(木) クヌーデルとチキントマト煮

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・クヌーデル
・鷄もも肉とマッシュルームのトマト煮込み(パセリ)
・ズッキーニソテー
・ポタージュ
・すもも

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お客様から大量のじゃがいもを頂いた。
これはおかずとしては消費しきれない。主食としても食べなければ。
蒸したじゃがいもをマッシュにして小麦粉または片栗粉を混ぜて作るニョッキをボールにしたみたいなドイツ料理。
弁当で持って行くため、冷めて温め直すことを考え米粉を混ぜて作る。
ズッキーニもすももも頂き物。
ありがとうございます。すももは今まで食べた中で最高の甘さ!


*
*
ところで、村田喜代子の「人が見たら蛙に化れ」を再読。

先日知人が金継ぎの1日体験に行って気に入っていた器を金継ぎした。という話から。
器や金継ぎや骨董が出てくる「人が見たら蛙に化れ」という本が面白かったと勧めた。
この本を私が読んだのは随分前、出版されて間もなくの事なのではたして今読んでも面白いのか?と確認のため再読してみた。

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幻のお宝を追って、九州の山里から萩、ロンドン、フィレンツェへと3組の男女がさすらいの旅に出た。モノ恋いか、人恋いか、美の蛙と道行きの切なくておかしい「骨董小説」。『朝日新聞』連載を単行本化にあたり加筆訂正。
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今読んでも遜色なく面白い!
骨董や骨董とは呼べないようなガラクタ。ガラクタに見えるお宝。
物とお金と騙し合い。
それぞれが美に酔いしれる。




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by oisiibento | 2018-06-21 09:20 | あっため弁 | Comments(0)
2018年 06月 06日

6/6(水) ちりめん山椒おにぎり弁当

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・ちりめん山椒おにぎり(木の芽)
・味たまご
・かぼちゃ煮物
・大根菜の炒め煮
・おからと枝豆のサラダ
・手綱かまぼこ
・麩とワカメの味噌汁

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今年も山椒醤油仕込みました。
山椒の実をあく抜きしたついでにちりめん山椒を作ったのでおにぎり弁当。
木の芽は若いところばかりを摘んできたので茎ごと全部食べられる。


*
*
ところで、
佐藤泰志の「きみの鳥はうたえる」を読んだ。
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郊外の書店で働く「僕」といっしょに住む静雄、そして佐知子の悲しい痛みにみちた夏の終わり…世界に押しつぶされないために真摯に生きる若者たちを描く青春小説の名作。読者の支持によって復活した作家・佐藤泰志の本格的な文壇デビュー作であり、芥川賞の候補となった初期の代表作。珠玉の名品「草の響き」併録。
ーーーーーーーAmazonよりーーーーーー
面白かった。私には不思議な三角関係。
1980年代の作品。
20代の人たちの話だけど、現代の20代の人たちには無さそうな感覚、お母さんに対する想いとか
お金がない生活や職を無くす事に対する不安の無さは1980年代らしい感じがする。
ご存命だったら現代をどんな風に描かれたかな。
映画化されているらしいが、二人が夜中にたくさんのお花を盗ってきて、
安いアパートのテーブルにいっぱい置き毎日水を替えるところを映像で観てみたい。








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by oisiibento | 2018-06-06 09:17 | ふつう弁 | Comments(0)
2018年 05月 26日

5/26(土) 唐揚げ弁当

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・梅干し
・鷄唐揚げ
・豆苗の胡麻サラダ
・手綱れんこん
・たまご焼き
・ミニチキンラーメン

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*
ところで、
ロバート・A・ハインラインの「夏への扉」を読んだ。
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今さら?と言われそうだけど今まで興味がなかったのだ。
子供の頃はSF小説をたくさん読んだし映画も楽しんだけど、年と共にだんだんと興味がなくなりあまり見なくなっていた。
名作と言われているこの本を急に読んでみる気になったけど、とても面白かった!
SF好きの人に言わせると古いらしい。(古いよね、1956年作だもの)
猫小説とか言われているけど猫好きの人にも批判されている。(だって猫が活躍しているわけではないし、可愛く描かれているわけでもない)
しかも翻訳が古くて。。。主人公が開発した「文化女中器」とは何ぞや?とポカーンとなってしまったし、他の言葉も翻訳の具合で解りづらいのかSFなので作者の造語なのかわからないところが多い。
しかし、読み物としてとにかく面白かった。
通の方々の話によれば、この時代に家事用ロボットが登場したりCADに似た物の登場が凄いとか色々あるらしいが、その辺に疎い私にとってはどうでもよくてw
昔のハリウッド映画のように夢があってスピード感が良くて、やな女も出てくるしあれこれと複雑な関係もありつつ友情もある。
先を先を知りたくて一気に読んでしまった。
愛猫のピートは冬になると、家中にある扉を全部開けてくれとせがむ。12ある扉のどれかが夏へと通じていると信じて疑わないから。
という冒頭の部分でもう面白そうだと思った。







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by oisiibento | 2018-05-26 09:18 | ふつう弁 | Comments(0)
2018年 05月 25日

5/25(金) 豚肉の生姜焼き丼弁当

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・豚肉の生姜焼き
 (キャベツ千切り、ピーマン新玉ねぎ炒め、味たまご、針生姜、糸唐辛子)
・わかめ入りしじみの赤出汁

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豚肉は筋切りをして上新粉を叩いて蒸し焼きにする。油で炒めない。
上新粉だと時間が経った時に小麦粉や片栗粉よりも粉っぽくなったり固くなったりしないと料理研究家のウー・ウェンさんが言っていた。
蒸した後に生姜のタレを絡める。


*
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ところで、
石井好子の「巴里の空の下オムレツのにおいは流れる」を読んだ。
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1922年生まれ。シャンソン歌手で各国を周り色んな食に触れたり、当時のミュージシャン仲間との交流の話など面白い。
特に冒頭のパリのアパートの大家さんとの交流が印象的。オムレツがとにかく美味しそう!(バターの量に驚愕するけど)
プレーンなものからはじまりアレンジしたもの、それからグラタンやサラダの話。
一つの話が終わる前からもう次の料理の話が始まるというように、読んでいて休む暇がないようなテンポ。
とにかく食べることが好きで語りたくてしょうがない!といった書き方。そしてまるでレシピ本のように作りかたが書いてある。
今なら料理名も知っていて味も想像できるが、当時この本に書かれているメニューは理解されたのかな。1963年に出版された本なのだ。
解説でも書かれていたけど、今は美しい写真の料理本が多く、そして材料も分量も丁寧に記載され順序立てて調理法が書かれている。
かく言う私もその写真に魅せられて衝動買いする本も多い。
しかし、この本は文章の中に美味しい匂いがある。料理を楽しく食べようとする人々の姿がある。だからこそレシピ本ではなくエッセイなのだ。
この本を薦めてくれた友人は料理をほとんどやらない人なのだけど、冒頭の魅力的な卵料理の記述の数々に、卵好きの友人がこの本に魅了された事を理解した。






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by oisiibento | 2018-05-25 09:29 | あっため弁 | Comments(0)
2018年 05月 11日

5/11(金) オムチャーハン弁当

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・チャーハン&オムレツ(青ネギ、新玉ねぎ、ラー油)
・ブロッコリー
・ちゃんぽん風味はるさめスープ

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筍とスナッピーとキヌサヤをどさっと入れた炒飯にオムレツを乗せる。
今日は本当はオムライスにしようと思っていたけど、お客様からまたウソみたいな量のキヌサヤ、スナッピー、筍など頂いた。
今回は頂いた直後に会った知人とできるだけ新鮮なうちに山分けした。
炒飯の方がこれをどんどん消費出来そうだけどオムレツを食べたい欲は消えなかったのだ。


*
*
ところで、
平野啓一郎の「日蝕」と「一月物語」
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平野啓一郎が「日蝕」で芥川賞を受賞した時、すぐに買って読んだらすごく面白いと思った。
難しい漢字が多くて、難しい言い回しも多くて、当時PCを持っていなかった私は、広辞苑と漢和辞典を横に置いて調べながら読んだ。
最近友人と話していてこの本を思い出し再読したらやっぱり難しいが面白かった。
キリスト教や魔女狩りや錬金術など、さして私が興味を持つテーマではないし、当時もあまり興味がなかったのになぜそれほど面白いと思ったのかを分析したかった。
伝えようとされる内容がこの上なく丁寧に言葉を選び描写されていて、情景や登場人物の心の動きが手に取るように伝わってくるのが面白く、文章が美しい。
ストーリーが、とか結末が面白いとかというより、読んでいる最中が面白い。

かたや、「一月物語」
読み返すと前半はどんどん引き込まれていったのは当時と同じだけど後半になると、こんなにくどくどした話だったけ。と読み終えるのが辛かった。
当時はこの作品も面白いと思ったからこそ次に発表された「葬送」も飛びつくようにして買ったのだ。
小説に限らず映画でも音楽でも出会うべき時があると思うが、この本は若いころ出会ったから面白かったのかもしれない。







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by oisiibento | 2018-05-11 09:26 | あっため弁 | Comments(0)
2018年 04月 20日

4/20(金) チェティナード式チキンカレー弁当

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・チェティナード式チキンカレー弁当(ろこお作)
・ダル
・筍のポリヤル
・ワダ
・ココナッツチャトニ
・ビーツのパチャディ

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昨晩二人でカレー作り。
ろこおが作ったチェティナード式チキンカレーをメインに私がその他副菜を作る。
晩ご飯はライスなし。弁当はバスマティライス。


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ところで、
武田花の「季節のしっぽ」を頂いた。
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写真に短いエッセイが書いてある。
文章よりも私は写真が印象に残る。特に猫の写真が好きだ。
この人本当に猫が好きなんだろうなぁと思うような写真。

文章でいつまでも頭を離れないのは、これは武田百合子さんの本にも書いてあったけど、
百合子さんが泰淳さんとけんかして寝た時の寝言「あなた、頭が割れていますよ」。
夢の中身を見て見たい。






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by oisiibento | 2018-04-20 09:16 | あっため弁 | Comments(0)
2018年 04月 19日

4/19(木) 豪華カップ麺弁当

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・マルタイ長崎ちゃんぽん
(豚肉、イカ、玉ねぎ、人参、インゲン、ピーマン、パプリカ、筍、キャベツ)

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つい買っておいたけど、最近あまりカップ麺を食べなくなって
賞味期限が切れそうになってしまったのであわてて食べる。
肉魚介野菜色々と具沢山。

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ソースをかけて頂きます。



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ところで、
西加奈子の「漁港の肉子ちゃん」を読んだ。
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この本を面白かったと薦めてくれた友人は「すっごく笑った」と言った。
私はそれほど笑わなかったけど面白かった。
主人公に共感した。と言うと小学生に?と言われそうだけど、小学生の時の気持ちに共感した。
いじめや仲間はずれ、憬れていたのに急につまらなく感じてしまう大人。
でも私の周りに肉子ちゃんみたいな人はいなかった。
こんな人、小説で読んだら面白いけど実際に隣にいたら鬱陶しくて多分嫌いだ。
でもこんな人がいたら救われるし、漁港の人たちとの距離感がすごくいい。
キクりんと二宮との距離感。うをがしのサッサンとの距離感。
ペンギンのカンコちゃんと肉子ちゃん、カンコちゃんとキクりんとの距離感も良い。







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by oisiibento | 2018-04-19 14:57 | カップ弁 | Comments(0)
2018年 04月 11日

4/11(水) 焼き鯖寿司(ほぐし身)弁当

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・焼き鯖のほぐし身のお寿司(自家製ガリ、大葉、胡麻)
・ハム巻き
・ほうれん草の胡麻和え
・かぼちゃサラダ
・れんこんのゆかり和え
・松茸の味お吸物

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焼き鯖のしっぽ部分をほぐし身にしてガリと大葉と共に寿司飯にのせ、焼き鯖寿司ふう。
酢飯には胡麻をたくさん混ぜ込んだ。


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ところで、
「もの食う話」という本を頂いた。
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色んな作家の食にまつわる話。
面白い話がたくさん。武田泰淳、武田百合子は好きな作家なだけに面白かったのは言うまでもないが、特に印象に残ってまた読み返したくなったのは、近藤紘一の「夫婦そろって動物好き」だった。
生き物が好きだけどなかなか買えないので植物を育てるがとうとう我慢出来ずにウサギを飼ってきて育てる。
うさぎが好きな植物までわざわざ採取しに行き食べさせ大事に育てるが、いずれそのうさぎを食べる。
動物を育てる→可愛がる→食べる。
自然なことと思うが私がいつも考えさせられるテーマ。

本の冒頭、『食と性を並べて二大本能などという。が、後者は人目につかない場所でひそかに行うのを原則とするのに対して、食のほうは人前で公然と行って恥じるところがない。・・・という文章で始まる。
「仮に、食べているところを見ても見せても罰せられる」という法律ができたとしたら、命をかけても他人のそれを見たい・・・と続く。
先日読んだ源氏物語の田辺聖子作の「私本・源氏物語」で書かれていたのは、上流の方々は男と女が会う時は色恋の時。一緒に食事などされない。とお付きの伴男が言っていた。
上つ方の姫君は殿方の前ではすこやかにお口をあけて物は食わないし箸を濡らすのさえ恥ずかしい。らしい。
伴男は「口をあけるのは恥ずかしくて、股をあけるのはよう恥ずかしィないもんですな」と思っている。
生まれた環境や時代かわれば。。。







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by oisiibento | 2018-04-11 09:21 | ふつう弁 | Comments(0)
2018年 03月 17日

3/17(土) 唐揚げ弁当

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・梅干し
・オムレツ
・鷄唐揚げ
・ハム巻き
・切り干し大根
・蓮根のゆかり和え
・ミニチキンラーメン




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ところで、
田辺聖子の「恋のからたち垣の巻」を読んだ。
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貴公子として名高いウチの大将こと光源氏。恋のドキドキとスリルを味あわぬとオジンになってしまうとばかり。以前に増してマメマメしい。今宵も、新しい恋を求め、ご婦人がたの間を飛び歩く。猛々しい貞女。男嫌いの姫君。色気より酒気の女房。りりしい武者姿の女盗賊…。お供は、人生キャリアたっぷりのヒゲの伴男。おお忙しの主従コンビが京の都でくりひろげる恋と笑いの大冒険。面白源氏物語。
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前回読んだ「春のめざめは紫の巻」は女人側から書かれたものだったけど、これは「私本・源氏物語」同様、従者の伴男が語る。
前二作と違い原作とは全く関係が無い話。
一作目でも書いてあったがこの中年のヒゲの伴男は、若く美貌にも権力にも恵まれている源氏がまったく羨ましく無いどころか、もう若い頃なんぞには戻りたく無い。と思うほど中年を満喫し庶民を満喫しているところが良い。
よく出来た話だなー、落語かなんかにありそうだ。と一番思ったのは「恋の妻観音の巻」。
いつかは原作の続きを読むつもりでいたのに、これらの本の源氏がバカ殿過ぎて面白すぎて原作を冷静に読むことが出来なさそうなので源氏物語関連は一旦中断しよう。

*覚書*
3月16日、夜RUN中に出会ったグレート・ピレニーズ♀ 9ヶ月 アンちゃん。









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by oisiibento | 2018-03-17 09:09 | ふつう弁 | Comments(0)