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ろこべん

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2018年 12月 12日

12/12(水) ケチャップライスとクリームシチュー弁当

12/12(水) ケチャップライスとクリームシチュー弁当_e0090469_09153362.jpg
・ケチャップライス
・クリームシチュー
・トマト入りコンソメスープ
・紅まどんな

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玉ねぎ、人参、ウインナー、ピーマンを具にしたケチャップライスと
昨晩ろこおが作ってくれたクリームシチュー。
具は、鶏肉、玉ねぎ、人参、じゃがいも、カリフラワー、丹波しめじ、マッシュルーム、ブロッコリー。
パセリたっぷり。
コンソメスープにもパセリ。
頂いた紅まどんなは薄皮の存在を感じさせないほど薄く、皮ごとスマイルカットにして食べるとゼリーのよう。
ありがとうございます。

*
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ところで
すごく久しぶりに樋口一葉の「大つごもり/十三夜」を読みかえした。
随分昔に、島田雅彦 訳の「大つごもり」を読んで面白かったのをきっかけに原作も読んでみたことがあった。
最初に翻訳を読んでしまったせいか原作の方はそれをなぞるように慣れない文体を読み解くことに一生懸命になってしまったような記憶。
12/12(水) ケチャップライスとクリームシチュー弁当_e0090469_09145818.jpg

今回もう一度ちゃんと読んでみようと思い立ったところ、こんなに面白い本だったのか。
一つ一つの物語は10数ページから長くても40ページくらいなのにどれもとても奥深く短編を読んでいる感じがしないのは、短い文の中に色んなニュアンスや情景情報が無駄な言葉なく収まっている表現のわざなのか。
「大つごもり」は、はらはらして、ほっとしてすかーっとする。
「ゆく雲」の男の身勝手さ。辛い境遇の中、一生自分を殺して生きていこうとする女性の切なさ。
「十三夜」「わかれ道」この時代の女性の生きづらさ。「われから」もそうだけど、親子二代に渡っての欲、金、嫉妬。
面白くて引き込まれたが、やはり女性の生き方が切ない。
樋口一葉は一文が長く、台詞も括弧無しで文の途中にそのまま出てくるので読みづらいと言われているけど、私はワンセンテンスが長い文章はわりと好きなこともあるのか、文体に慣れると内容はわかりやすい。






by oisiibento | 2018-12-12 09:26 | あっため弁 | Comments(0)
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