5/18（水） 油麩丼

・油麩丼
・ほうれん草の味噌汁






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こちらではなかなか買うことが出来ない油麩をいただいたので
大好きな油麩丼にしました。

ありがとうございます。






玉ねぎと三つ葉たーっぷりで、今日もオボベジ弁当。








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ところで、
山田稔散文選「別れの手続き」を読んだ

Amazonより
味わい深い文章と独自の人生観で熱烈なファンをもつ作家のベスト13編。著者を敬愛する芥川賞作家・堀江敏幸の行き届いた解説。

人は思い出されているかぎり、死なないのだ。思い出すとは、呼び戻すこと。精緻な文章で、忘れえぬ印象を残す、名作13篇を収めるベストオブ・ヤマダミノル。

とても面白く興味深い作品集だった。
一編一編に味わいがありじっくりと楽しんで読みました。
一作目の「ヴォア・アナール」では、フランスの生活で便秘になってしまい
薬局で自分の症状をフランス語でスムーズに伝えるために前もって言葉を考える。
「屁が出る」の言い方を探したあげく「風をこしらえる」などという言い回しに変換する
言葉のセンスが面白い。

こんな話から始まったものだから全編こういう作品かと思いきや
タイトルが「別れの手続き」とあるくらいなので、人との出会いや別れや
向き合い方などを緻密な情景と共に丁寧に、時にはユーモラスに描いてある。
自分のこれまでの出会いや人とのかかわり方や別れなど色々と思いを巡らせながら読んだ。

多分何年か経ってもう一度読むとまた違った角度から物事が見えるかもしれない。
年を重ねてからまた読み返したい本だ。





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