2010年 04月 01日
・豚角煮丼(チンゲン菜、味たまご、白髪ネギ) ・きゅうりの浅漬け ・ワカメスープ 昨晩の豚角煮を使って丼。 付け合せのチンゲン菜はお浸し、 味たまごはゆるめの7分茹で。 * * ところで、「The Catcher in the Rye」 村上春樹訳「キャッチャー・イン・ザ・ライ」を読みましたが この本は随分むかしに違う翻訳で読んでいました。 読んでいる途中で「あれ?こんな印象だっけ?」と思い 本棚から野崎孝訳の「ライ麦畑でつかまえて」を引っ張り 出してきて、村上春樹訳のと平行して読み比べてみる。 野崎訳の主人公ホールデンは結構やんちゃな男の子って 感じだけど、村上訳の方はちょっと神経質で危なっかしい印象。 村上春樹は「翻訳は賞味期限がある。今隣に主人公がいるような 感じ。現代の物語にする」というようなことを踏まえて翻訳したと 「グレート・キャッツビー」でも書かれていたが この作品(2003年)に対しても「新しさ」を感じる。 主人公も今時の男の子って感じだし、全体の印象が今風。 でも野崎訳(1964年)を読み返してみると、古くて読みづらい ということはなく、あえて、「1951年という時代の空気を感じさ せてくれる」という意味でとても楽しめた。 村上訳の方は「そうね。今だったらこの(みんな知ってる)英語は こう訳してくれた方が伝わりやすい」という風なところが多数ある。 それぞれに面白いです。
by oisiibento
| 2010-04-01 09:32
| あっため弁
|
Comments(0)
|
アバウト
カレンダー
カテゴリ
タグ
以前の記事
最新のコメント
リンク
ブログパーツ
ファン
記事ランキング
画像一覧
|
ファン申請 |
||