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ろこべん

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2010年 04月 01日

4/1(木) 豚角煮丼

4/1(木) 豚角煮丼_e0090469_9213578.jpg
・豚角煮丼(チンゲン菜、味たまご、白髪ネギ)
・きゅうりの浅漬け
・ワカメスープ

昨晩の豚角煮を使って丼。
付け合せのチンゲン菜はお浸し、
味たまごはゆるめの7分茹で。



*
*
ところで、「The Catcher in the Rye」
4/1(木) 豚角煮丼_e0090469_23125035.jpg
村上春樹訳「キャッチャー・イン・ザ・ライ」を読みましたが
この本は随分むかしに違う翻訳で読んでいました。
読んでいる途中で「あれ?こんな印象だっけ?」と思い
本棚から野崎孝訳の「ライ麦畑でつかまえて」を引っ張り
出してきて、村上春樹訳のと平行して読み比べてみる。

野崎訳の主人公ホールデンは結構やんちゃな男の子って
感じだけど、村上訳の方はちょっと神経質で危なっかしい印象。

村上春樹は「翻訳は賞味期限がある。今隣に主人公がいるような
感じ。現代の物語にする」というようなことを踏まえて翻訳したと
「グレート・キャッツビー」でも書かれていたが
この作品(2003年)に対しても「新しさ」を感じる。
主人公も今時の男の子って感じだし、全体の印象が今風。
でも野崎訳(1964年)を読み返してみると、古くて読みづらい
ということはなく、あえて、「1951年という時代の空気を感じさ
せてくれる」という意味でとても楽しめた。
村上訳の方は「そうね。今だったらこの(みんな知ってる)英語は
こう訳してくれた方が伝わりやすい」という風なところが多数ある。

それぞれに面白いです。

by oisiibento | 2010-04-01 09:32 | あっため弁 | Comments(0)
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