2018年 02月 15日
・五目寿司(海苔、錦糸卵、けずりかまぼこ、紅生姜、きぬさや) ・野菜の焼き浸し(かぼちゃ、さつまいも、れんこん、パプリカ) ・手綱こんにゃく ・松茸の味お吸物 ** 五目寿司の具は、干し椎茸、にんじん、ごぼう、油揚げ、きぬさや) にんじんは先日作ったがめ煮の飾り切りの切り取った部分。 * * ところで、 伊坂幸太郎の「AX アックス」を読んだ。 最近伊坂幸太郎は全部友人からの借り物。 他にも読みたい本がたくさんあるけど、とりあえず返さなければいけない本から。 最強の殺し屋は―恐妻家。「兜」は超一流の殺し屋だが、家では妻に頭が上がらない。一人息子の克巳もあきれるほどだ。兜がこの仕事を辞めたい、と考えはじめたのは、克巳が生まれた頃だった。引退に必要な金を稼ぐため、仕方なく仕事を続けていたある日、爆弾職人を軽々と始末した兜は、意外な人物から襲撃を受ける。こんな物騒な仕事をしていることは、家族はもちろん、知らない。『グラスホッパー』『マリアビートル』に連なる殺し屋シリーズ最新作!書き下ろし2篇を加えた計5篇。 ・・・・・・・・・・・・・・・・Amazonより・・・・・・・・・・・・ 「グラスホッパー」「マリアビートル」に続く“殺し屋シリーズ”第三弾。 殺し屋の話なので人がコロコロ死んでしまう。 前2作もそうだったけど、軽妙なトークとテンポでドロドロしていなくて、こんなに人が死ぬのに明るく読めるのが伊坂幸太郎作品の不思議なところ。 今回のは特に人となりや殺し屋の家族の話も出てきて今までの作品よりも人情話。殺し屋の話なのにほのぼのしちゃいけないけど。 主人公の殺し屋は奥さんに異常なほど気を使っている恐妻家。なぜそこまでも?と痛々しくなるほどだけど、子供の頃から育ってきた境遇で殺し屋にでもなるしかなかった人が、やっと暖かい家庭を築き子供も出来た。 この平穏な幸せを、妻の機嫌が悪くなる事なんかで壊したくないのだ。どれほど気を使っても今この時間を平穏に暖かく過ごしたいのだ。という気持ちがすごくわかる。奥さんを単に怖がっているのではなく愛しているからこそ。 前2作に比べてスピード感がないとか肩透かしなどとレビューしている人もいたけど、私はこのシリーズの中では一番楽しんで読んだ。(前2作があるからより楽しめたのだけど) 伊坂幸太郎といえば、伏線がたくさんあって回収していく。というのを期待するけど、自分の中では意外なところが伏線になっていたりしてラストで「これだったか!」と良い意味で裏切られ面白かった。 ・
by oisiibento
| 2018-02-15 09:27
| ふつう弁
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